966:  2010/11/02 18:46:46

水嶋ヒロの話題で思い出した話をちょっとフェイクいれて投下 

学生時代から10年近く付き合ってやっと結婚が決まった友人が嬉しそうに電話をくれた 
結婚を後押ししたのが、彼の長年の夢だった小説家への道が開けそうだから、ということらしい 
新郎は学生時代から小説を書いては応募して、落とされていて、 
社会人になっても夢を諦められずに、会社員をしながら応募し続けて 

そして、30歳目前の29歳である賞をもらい、よし!結婚しよう!ということになったらしい
「受賞も結婚もおめでとう」とお祝いを言い、その勢いでみんなで集まることになった

私はてっきりそのまま彼は小説家になると思っていたんだけど
出版社から「仕事は辞めないように」と釘をさされているということを彼女から聞いた
一つの賞を取ってもその後小説家に実際なれる人は一握りだから、
仕事を辞めても出版社は責任を取れない、ということらしい。
彼は仕事を辞めて専念したがっているけど、出版社の担当の人も
「赤川次郎さんほど有名な人でも数年サラリーマンと二足の草鞋をつづけていたんだから」と説得して
仕方なく、もうしばらく会社員を続けることになった…ということ

967: 2010/11/02 18:47:39

披露宴の当日、新婦控室にいってみると泣きはらした目でうつむく新婦がいた
「どうしたの?」と聞くと、この半年(式に招待されてから式までの間)に彼が小説を何本かかいたけど
一つも出版社の人からOKが出ず、行き詰った末に彼が式前日、突然「仕事を辞めてきた。
今日から小説家としてやっていく」と宣言したらしい
彼女も彼女の両親も驚いてとめたけれど、既に退職届は渡しているし職場から荷物も引き取った
絶対俺は小説家になる!才能があるんだから賞が取れたんだ!と言った
しかも話を聞くと、仕事を辞めたのは実は2ヶ月ほど前だったことも発覚
散々悩んだ末、皆を招待してるんだから…と式だけはやるけど、数日後に予定している入籍を
実際にやるかどうかはわからない
もし入籍もしなかったら、今日のお祝いは全額返すからゴメンネ…と謝られた
当然、親族にも事情は伝わっており、式はまるで葬式のような雰囲気の中で行われた…

後は後日談としてですが…
この後二人は結局入籍せず、翌月になって彼女からお祝いにプラスしてお詫びとしてのお金をもらった
彼はその受賞作を一冊出版した後、さらにもう一冊出版しただけで作家人生を終えた
今はどっかで派遣社員か何かやっているはず
多分…

988: 2010/11/03 09:01:26

>>967
周りの人間に止められながら、振り込め詐欺に引っかかる老人のようだ…。

969: 2010/11/02 20:25:52

有名作家でも最初はは兼業か、出版業界にいて仕事貰えるか、
主婦(又は伴侶が稼いで支えてる)とかが多いのにな。

971: 2010/11/02 20:51:13

物書きだけで食べていける人なんて、本当に一握りしかいないのにね…
一度賞とか取っちゃうと、実力があると勘違いしちゃうんだろうね。

972: 2010/11/02 20:57:56

逢坂剛なんか30年以上会社員(博報堂)と作家の兼業で直木賞も日本推理作家協会賞もとってるのにな。
しかもシリーズものいくつも書いてて多作な方だし。

975: 2010/11/02 21:30:52

>>972
逢坂氏のような方の姿勢こそが、現代の小説家のあるべき姿なんだろう。
地道に働いて普段の生活を続けながらでなければ、小説なんて物に出来る筈が
ない。

976: 2010/11/02 22:10:39

作家の仕事だけで食べていけてる人って、同時並行で
あちこちで読みきりやらコラムやら書いたりと
常に何本も仕事抱えてる状態だよね。
本を年に1-2冊じゃ程度じゃとても食べていけないのが現実。

979: 2010/11/02 23:39:48

でもその新郎、2冊も出版できたんだからまだマシなんじゃないかな。
ちゃんと仕事続けてまともに結婚していれば、
小説家を目指した事は過去のいい思い出になるはずだったのにね。

引用元:***** 私は見た!! 不幸な結婚式 92 *****
http://toki.2ch.net/test/read.cgi/sousai/1286810258/